美しすぎる水の都ベネツィア

ベネツィア旅 イタリア

水の都ベネツィアへ

イタリアヴェネト州ベッルーノにあるラメンという村から特急で移動し、ヴェニス・メストレへ到着。ベネツィア本島のホテルは、調べたら値段が高いところが多く、部屋の空きが少なかった。(旦那氏から聞かされて初めて知ったのだけれど、ベネツィアには滞在税(地区によって違うが1泊最大5ユーロ)というものが存在するということだから驚き。

ヴェニス・メストレは、対岸のベネツィア本島にあるベネツィア・サンタ・ルチーアまで電車(トレニタリア)で10分程と近く、ホテルもベネツィア本島に比べれば安いので、メストレに滞在することにした。

翌日、ヴェニス・メストレからベネツィア本島に渡る。しばらくすると、海の上に建物が並んでいるのが見えてきて、これだけでもワクワクする。

歩いているだけで感動する街!

さすが、有名な観光地だけあって、1月でも観光客が多い。駅から出ると視界の両側にはかわいらしいパステルカラーのカラフルな建物が並んでいて、すぐ目の前には運河が!この運河は「カナル・グランデ」というらしく、島を大きく二分しているそう。なるほど、Googleマップで見てみるとおもしろい地形をしている。運河には凝ったデザインの橋がかけられていて、某テーマパークを思い出させる。日本の車道の代わりにここでは水路を使い、移動するのに水上バスやボートを使うという不思議な感覚。

ひっそりとした路地裏に入ってみるのもおもしろく、(そこで生活する人の邪魔にならないように・・・)路地裏に流れる水路を見ていると、たまにボートがやってくることも。そこで生活する人の移動手段としてボートというのが、日本の都市部に住む我々からすると新鮮に感じる。

古い建物も多く、所々塗装が剥げていたりする部分もあるけれど、それがまたいい味だしている~。イタリアに限らないだろうけれど、昔からあるものを大事にするヨーロッパの文化って素晴らしい。

ベネツィアの街並み

水上バスに乗ってみる

ベネツィア本島には水上バスというものがあって、さっそく乗ってみることにした。

ベネツィア本島内での移動には歩くのもいいけど、水上バスだと早く目的地に着けてとても便利。1日乗り放題のパス(20ユーロくらい)を買ってみる。

水上バスヴァポレット

水上バスのチケット売り場。1日券が便利。

ワクワクした気分で待っていると、ほどなくして停留所に水上バスが到着。乗船して動き出すと、かなりスピードが出ているように感じる。屋外の席に移動すると、船のドッグや水の上にたくさん並べられたゴンドラなど、島の景色がよく見えておもしろい。そしてなにより風がとても気持ちいい!

特に、カナル・グランデを抜けて島の外を周り込むように通るルートは、大海原を進んでいるようで感動!

夕方にも水上バスに乗ったのだけれど、日中とはまた違って夜景もきれいだったので、これを見るのもおすすめ。

水上バス

サン・マルコ広場、世界最古のカフェでほっと一息

サン・マルコ寺院やドゥカーレ宮殿がある大きな広場。

サン・マルコ寺院

サン・マルコ寺院。9世紀にエジプトから運ばれた聖マルコの遺体を収めるために建てられたそう。

ドゥカーレ宮殿

ドゥカーレ宮殿。ヴェネツィア共和国総督の政庁であった建造物とのこと。ゴシック風のアーチが圧倒。

サン・マルコ広場には、現存する世界最古のカフェがあるということで、行ってみることにした。

カッフェ・フローリアンというお店で、カフェラテもここが発祥らしい。多くの詩人や作家たちに愛されたカッフェ・フローリアンは1720年に開業して、その頃はまだ「アッラ・ヴェネツィア・トリオンファンテ」(勝ち誇るベネツィアという意味らしい。)という店名で、あとになって創業者から今の店名を取ったとのこと。

カフェの外観は明らかに歴史が感じられ、アンティークなイスやテーブルが揃えられ、格式高いお店であることは一目瞭然だった。店内も、豪華な装飾の壁や大理石のテーブルなど、カフェというより、王宮の一室かと思うほどラグジュアリーな空間。

カッフェ・フローリアンの外観

世界最古のカフェ「カッフェ・フローリアン。」

カッフェ・フローリアンの店内

カッフェ・フローリアンのきらびやかな店内。

私はエスプレッソを、旦那氏はコーヒーが飲めないのでVenezia 1720という名の紅茶を注文した。今思えばカフェラテ発祥地ということで、カフェラテを注文すれば良かったと少し後悔。

カッフェ・フローリアンのメニュー

カッフェ・フローリアンのメニュー。画像には載っていないが、コーヒーやカフェラテ以外にも紅茶のメニューも充実していた。

本格ペスカトーレを堪能

島の北の、ゲットーがある地区付近を散策していた頃にお昼時になり、ちょうどお腹が空いたのでこの近くでレストランを探すことにした。Googleマップでお店を検索して出てきたのが、評価が高く、雰囲気も良さそうなレストラン、リストランテ・ダイアナ。さっそく行ってみることにした。

店内はそれほど混雑しておらず、落ち着いた雰囲気。観光客というより地元の人が来るようなお店のよう。

リストランテ・ダイアナ

リストランテ・ダイアナの店内は落ち着いた雰囲気でゆっくり食事ができた。来ている人も地元の方っぽい。

魚介料理が売りなのだろうか、壁には魚の図鑑のようなポスターが貼られている。イタリアの海沿いの街に来たら、一度は魚介系の料理を食べてみたかった私は、これ幸いとペスカトーレを注文。エビ、ムール貝、アサリ、イカと具がゴロゴロ入ったパスタで、トマトソースもおいしい~。このお店はとてもおすすめ!

リストランテ・ダイアナのペスカトーレ。

魚介のパスタがおいしかった。

ゲットーのウォーキングツアーを体験

ベネツィアに来る前に立ち寄ったラメンで、ホストファミリーがおすすめしてくれた場所で、ゲットー地区を散策することに。観光客が多いサンタ・クローチェやサン・ポーロとは変わって、人も少なく静かな印象。

ゲットー地区の広場の脇には、ホロコーストの犠牲者の記念碑が建てられている。また、ゲットーのウォーキングツアーを発見。旦那氏の提案で思い切って参加してみることにした。

ベネツィアのゲットーは、世界で最初に「ゲットー」と呼ばれるようになったユダヤ人隔離居住区と言われている。1516年、カンナレージオ地区の新鋳造所後に建設され、ベネツィアのユダヤ人はそこに住むことを強制されたという。夜になると門が閉まり、ユダヤ人はゲットーの外に出ることが禁じられていたそう。

現地のガイドさん引率のもと、ゲットーの街並みやシナゴーグ(ユダヤ教会堂)も見学。この地区にある5つのうち2つのシナゴーグが公開されているとのことで、実際に中に入って見学することができた。

シナゴーグ

シナゴーグ(教会堂)の内部は凝った装飾が施されている。

教会の役割の他にも、集会を行うなどコミュニティーを形成する場としての役割もあるらしい。

シナゴーグ=教会堂と聞いて、中はシンプルな作りなのかと想像していたら、意外と凝った作りで予想外だった。ガイドさん曰く、床のタイルでデザインをあえて間違えたように配置している箇所があり、ユーモアなんかも織り交ぜた作りになっているとのこと。

シナゴーグ

床のタイルがズレている部分がある。

一生心に残るサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の鐘楼からの眺め

水上バスで移動すること数分、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島に到着。そのままサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会を見学。エレベーターで鐘楼に上がってみると、アドリア海に広がるベネツィアの街と潟のすばらしい眺めが!ラッキーなことに、鐘楼に到着したのがちょうど夕日が沈もうとしているタイミングで、夕焼けの光が海に反射して「あ、絵画の世界そのまんまだわ・・・」と思うくらい美しく圧倒された。こんなにも美しい景色があるのかと感動。

サン・ジョルジョ・マッジョーレの鐘楼からの眺め。夕焼けがきれい。

教会は美術館も開設されていて、それらも見学。

サン・ジョルジョ・マッジョーレのティントレット最後の晩餐

サン・ジョルジョ・マッジョーレの内部に飾られている、ティントレット作「最後の晩餐」

まとめ

ラメンに寄ったときに、ホストファミリーの方のおばあちゃまがしきりに「ベネツィアはいいところだよ~」と言っていた。私も前々から、いつかはベネツィアに行ってみたいと思っていたけれど、まさかこんなに美しい街だとは思わなかった~。特にサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の鐘楼からの眺めはぜひともまた見たい!

あと、ガイドブックには載っていないゲットー地区の散策もできて、当時のユダヤ人の生活も少しイメージできたりして、ほんの少しだけれどベネツィア歴史を垣間見ることができたような気がする。

今回、ゴンドラも乗ってみたかったのだけれど、挑戦できなかったので、次来たときはぜひ乗ってみたい。

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