ベネツィアからボローニャを経由して、フィレンツェに到着。フィレンツェ滞在日数は1日半ほど予定していたので、軽めの観光に。
まずはレプッブリカ広場へ
ストロッツィ通りを抜けると、にぎやかな一角レプッブリカ広場に出る。元々は古代ローマ時代にフォルムという長方形の広場があり、政治、宗教、経済などの活動がここで行われていたらしいけれど、中世になって食品市場やユダヤ人ゲットーなどが立ち並んだ。19世紀にそれらが取り壊され、今の新しい広場になったとのこと。フィレンツェの中心部というだけあり、広場はとてもにぎわっていて、回転木馬や豊穣の柱(現在のものは15世紀に造られたドナテッロ作の複製)が立っている!

レプッブリカ広場。豊穣の柱は人々が待ち合わせに利用している。
有名なパニーニ屋さんに立ち寄る
フィレンツェの中心部を軽く散策。フィレンツェで有名なパニーニ屋さん、アンティコ・ヴィナイオでリーズナブルなのにボリュームたっぷりのパニーニを食べる。
なかなか素敵なパニーニ屋さんだったので、別記事としてまとめてみた次第。
フィレンツェの太っ腹なパニーニ屋さん
フィレンツェのアカデミア美術館でダビデ像と出会う
アカデミア美術館のダビデ像を見学。1501年から04年にかけてミケランジェロが制作したフィレンツェ共和国の正義の象徴。ダビデが巨人との戦いで、岩石を投げつけるために投石器をかけて狙いを定めているポーズ。ダビデ像は思っていたより大きく、圧巻の肉体美でかなり迫力アリ。よく見ると頭が大きく体のバランスに違和感があったのだけれど、これは大聖堂の高い台座に載せて下から見上げることを想定していたため、下から見たときにはバランスが取れている作りになっているそうな。


ダビデ像を遠くから見ると若干顔と体のバランスに違和感があったけれど、下から見るとちょうど良い?
フィレンツェの象徴、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂は巨大なドームが特徴のゴシック様式の大聖堂で、フィレンツェの象徴的な存在。13世紀末に建築が開始され、15世紀に完成したそう。ブルネッレスキによる斬新な設計のクーポラ(ドーム部分)は、パンテオンなどのドーム研究などを経て、1436年に完成。鐘楼にも気が遠くなるくらい繊細な装飾があしらわれている。こんなに精巧なデザインが施された建築物は初めて見た・・・。中世で既にこんなすばらしい教会堂を建築できる技術があったのもすごい。

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂のクーポラ

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂のファサード
ゴーシャスな老舗カフェ・ジッリで優雅なひととき
ほっと一息着こうと立ち寄ったのが、レプッブリカ広場にある老舗のカフェ、ジッリ。こちらのカフェはなんと1733年からあるというから驚き。ベネツィアのカフェ・フローリアンといい、イタリアには老舗のカフェが多いのかな。店内はシャンデリアが吊り下げられ、上品な装飾があしらわれたアーチ壁・・・なんと優雅な事か!
ガイドブックにはカプチーノの泡立ちが秀逸と紹介されていたけれど、ここはあえて裏をかき?紅茶を注文。ついでにキャラメルハートという、キャラメルを中に入れてチョコレートでコーティングしたお菓子も注文。旦那氏に至ってはチーズケーキに、パフェまで注文しているではないか!
こんなゴーシャスな空間でゆったりとおいしいデザートをいただき、最高にぜいたくな時間を過ごせて、わが生涯に一片の悔いなし・・・!

お茶もスイーツも非常に美味!貴族になった気分。

カフェ・ジッリはカプチーノが有名らしいのだけれど、あえてティーを注文。ティーバッグのてっぺんに葉っぱを模した飾りが付いていてカワイイ!!
フィレンツェの食といえばTボーンステーキ!
フィレンツェの名物といえば、Tボーンステーキのビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ。ということで炭火焼きお肉のお店、ブラチエーレ・マラテスタに来店。
店内入口のショーケースに整然と並べられたでっかい肉の塊は迫力がある・・・!
黒板にステーキのメニューがいろいろ書かれているが、なにしろイタリア語なので詳しいことは置いておき、おすすめのキアニーナ牛のコスタータ(リブ肉)、ドライエイジングビーフ、サラダなどを適当に注文してみる。

入口にあるお肉のショーケース。お客さんが直に見て選べるのも良い。

メニューボードにはたくさんのお肉の種類が!どれを選べばよいか迷うけれどひとまず一番上のお肉を注文。
キアニーナ牛という牛の名前を初めて聞いたので調べてみたら、イタリア・トスカーナ地方に2000年以上前から生息する大きな白い牛のこと。かなり希少らしく、厳しい飼育基準や純血と認定されたキアニーナ牛を用いるのが、正真正銘のビステッカ・アッラ・フィオレンティーナといわれている。2017年まで日本では流通していなかったとか。
さて、しばらくしてステーキが登場。・・・で、デカい!肉の厚みがすごい!炭火で焼かれているせいか、見た目もどことなくワイルドである。
キアニーナ牛のステーキはなんとも香ばしい香りで、ほどよく旨みを感じる。肉の厚みがあるので、噛み応えもばっちり。
ドライエイジングビーフは、乾燥熟成された牛肉のことで、熟成されることで酵素の働きにより、肉が柔らかくなり、旨味が凝縮されるという。
たしかに食感はキアニーナ牛より柔らかく、こちらもおいしい。
キアニーナ牛のステーキ、ドライエイジングビーフ、サラダ、ガスなしのお水を頂いて、お会計は115ユーロほど。

キアニーナのTボーンステーキ。かなり厚みがあって、食べ応えがある!
プール併設のホステル!イエロー・スクエア・フローレンス
ベルフィオーレという街のホステル「イエロー・スクエア・フローレンス」に滞在。こちらのホステルはベルフィオーレ駅から歩いて3分と大変便利。ホステルは清潔で、なんといってもアートでモダンな印象。壁にはカラフルな色彩の絵が描かれていたり、洗練されたデザインの照明やバーカウンターなどもあったりと、とてもオシャレ!

落ち着いた雰囲気のロビー。レセプションでは、チェックイン時にドリンクが1杯サービスになるチケットをくれた。

共同キッチンは整理整頓されていてキレイ。使いやすそう。
驚いたのが、開放されている屋上エリアがあり、プールの設備があったこと。プールサイドのウッドデッキにはチェアがあり、夏にはプチリゾート気分を味わえそう。(訪れたのが、ちょうど冬だったので残念。)プールは夜になるとライトアップされて、これまた雰囲気が出てくる。

屋上はプールやチェアが完備されていて、ゆっくり過ごせる雰囲気。
部屋は、ベッド、テーブル、シャワールーム(シャンプー、コンディショナー、ボディソープ完備)、ドライヤー、本棚、金庫など揃っており、快適。泊まったのが1階の部屋で、窓からは中庭が見えた。

室内はオレンジ系の配色でまとまっている。
2人用のプライベートルームを予約したが、ドミトリータイプの部屋を貸してくれた。

部屋の窓から中庭も見えて、開放的。
イベントも毎日催されていて、イタリア語のレッスン、カラオケ大会、クッキング教室、コメディーショーなど楽しそうなイベントがたくさんある模様。だけど夜遅くまでイベントをやっており、廊下の話し声や音が部屋まで聞こえてきて、旦那氏が気になって眠れないようだったので、静かにしてもらえるか、相手に直談判しに行っていた。

イエロー・スクエア・フローレンスも他のホステル同様、毎日いろんなイベントが開催されている。
まとめ
フィレンツェは、街も歩いている人も落ち着いた雰囲気。滞在先のベルフィオーレ駅周辺も治安がよさそうで安心して歩ける雰囲気。予想以上に見どころ満載なので、今度来るときは3日~5日くらい滞在して芸術も食もじっくり楽しみたいところ。


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